六本木 憧れの博多炊き肉鍋”金蔦”

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実は、以前から”金蔦”のことは、雑誌や友人からの口コミで知っていて気になっていたお店。
気にはなっているけれど、なかなか足を運べていないお店の多さは東京ならでは、なのでは?

お店も人も出会いのタイミングがある、と思うのだけれど
そろそろというかやっとお邪魔できたのが、六本木ミッドタウン横にある『金蔦』さんです。
特徴としては、帽子を逆さにしたような鍋の縁にドーナツ状に盛られたシャキシャキのキャベツとネギ、その上にお肉で一面を覆われたルックス。東京に出店した際には、こぞって雑誌が特集を組み話題になりました。このお店で出しているものが「博多炊き肉鍋」もつ鍋、水炊きに続く、ほかでは味わえない博多第3の鍋を作るべく考案された金蔦のオリジナル鍋料理とのこと。

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お店の入り口は少しわかりづらい(飲食ビルがいっぱい入っているような建物ではない)のだけれど、それもまたこのお店の格の高さを表しているような気がする。階段を下りていくと、目の前に扉が表れ、店員さんに声をかけると気持ちよく案内していただけました。なんというか、店員さんがものすごくスマートで、お店の雰囲気も良くここでかなりの高得点だよとテンションが上がります。少し早い時間@19時ということもあり、手前に6人組のハイレベル合コンと思しきグループと奥の半個室に2人、私たち4人組。この後20時を過ぎた後にはほぼ満席という人気の高さでした。とはいえ、席間隔は広めだから横の話が気になって…という感じではなく程よい距離感です。

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正直なところ、予算2-3万円クラスのお店の雰囲気。接待でもデートでも大切なおもてなしに最適です。
あなたのことを大切に思っていますよ…ということがお店選びにも出てしまうので、こんなお店を指定されたらやっぱりうれしくなってしまいます。

さて、今夜は友人のお祝いの会ということで4人で集まったので【夏季限定】国産夏鴨×九州産黒毛和牛コース(7,000円)をお願いしました!

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季菜:蟹真丈湯葉蒸し
湯葉と蟹真丈とやさしくしっかりとした出汁で、こころもおなかにも優しい。これ、大好きなやつ。そして絶対おいしいやつだーとうれしくなってました。

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八寸:季節の前菜
①黃トマト葛練り
②冬瓜・海老真丈
③輪ズッキーニ
④南瓜乾酪
⑤叩きモロヘイヤ
⑥焼きイカ
⑦鱚・南蛮
⑧玄米塩麹漬け

どの順番でいただくのがいいのか迷ってしまい、スタッフの方にお伺いするとお好きな順番で大丈夫ですよとのこと。
美しくおいしい八寸はいつもこれだけで贅沢な気分になれますね。

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合わせたのは、日本酒「山の壽 純米吟醸 山田錦(福岡)」(1,080円)

日本酒はグラスで提供されるものと1合で提供されるものに分かれています。
グラスはワイングラスのようなスタイル、一方、1合はこんなかんじのスタイルで。
私は1合スタイルが好きでした。雰囲気があって素敵♡

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向付:牛テール江戸味噌焼き
お箸がすっと入るほど柔らかい牛テールの味噌焼き。牛テールの濃厚さと味噌がとてもいい相性で口幸な気持ちになります。そして、一気におなかがいっぱいになってきました。

さて、次は楽しみにしていた炊き肉鍋。どきどき。

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炊き肉鍋(国産夏鴨×九州産黒毛和牛)
ぱっと見ると同じお肉?かと思いますが実は鴨と和牛が半分づつきれいに盛られていました。飽きないように2種盛りにする気遣いがなによりうれしい。
鍋の中のスープは、ゆっくり時間をかけて作られた牛テールスープで、この中に野菜と肉を入れて、しゃぶしゃぶのように火を通していただきます。
塩ベースのテールスープとトマトベースのスープの2種類のつけダレはお好みで。トマトベースのつけだれが程よい酸味でおいしかったです。

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〆は牛テールスープの中にきしめんを入れていただきます。

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胡椒がアクセントになってとてもおいしい。
それに胡椒を目の前でしてくれるプレゼンテーションも素敵。

よい雰囲気の中、おいしく手の込んだお料理とおいしい日本酒に酔いしれました。
六本木、このお食事内容とサービスで1万円以下とは・・・。
来店している方もセンスがよく素敵な方ばかりでなんだかぐんと素敵な人になったような気分に。

大人が食事をしに来るお店といったかんじで、落ち着いておいしいものがいただけました。
ここはかなり好みのお店、ぜひリピートしたいと思います。居心地がとてもよかったです。

金蔦 六本木 ( KINTSUTA)
http://kintsuta.jp/
東京都港区六本木4-12-11 竹岡ビル B1
03-6804-5070
17:30~23:00

金蔦 六本木しゃぶしゃぶ / 六本木駅乃木坂駅六本木一丁目駅

夜総合点★★★★ 4.0

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